THE YARD


LOOK

2016 AUTUMN / WINTER 12

着物

片貝木綿/ピンストライプ/ネイビー

25-01-100041-011

57,240円(税込)

片貝木綿は新潟小千谷市片貝町と言われる「職人の町」と呼ばれている土地で生まれました。その発祥は昭和20年代、柳宗悦の提唱した「民衆的工藝運動」の一環として、柳指導のもと、片貝木綿という独自の織物が出来ました。鑑賞のための美ではなく、「用の美」という、日常的なものの中に美しさを見出すという考え方を背負って生まれてきた生地です。そんな生地感はザックリとした木綿らしい風合いを残しつつ、着れば着るほど柔らかくなるという性質を持っています。

京袋帯/西陣織り/鱗

25-32-100018-011

52,920円(税込)

京都の染屋にある数百、数千近くある型からデザインを選んで作られています。鱗は蛇の脱皮を連想されるところから「厄を落として再生する」という意味があり、厄年を迎えると鱗柄の帯を求めて身体に巻き、厄落としをする風習から今でも帯や襦袢などのデザインにあしらわれる事があります。

アウター

近江縮/本麻着尺/紺 羽織仕立

25-22-100003-011

44,815円(税込)

滋賀県の湖東地域は、室町時代より麻織物を産する地域として知られていて、その技法は育まれてきました。
明治の頃より改良を重ねた近江縮は、織り上げた生地を日本で唯一の仕上げ技法にて揉みこむことにより、独自の凹凸形状をもつ「シボ」を表現する仕上げ方法へと変革をとげました。「シボ」は衣類と肌との接触面を少なくすることによって風通しを良くし、着心地に爽やかな清涼感を与えます。一色のように見える生地ですが、絶妙に同系の濃淡があり、柄だしも自分なりにカスタマイズできるようになっています。

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