2016 SPRING 04
着物
25-25-100002-011
138,240円(税込)
江戸時代に江戸に集まる各藩の武士たちが他所の藩との区別を象徴するため特定の柄を定めて各藩の「定め柄」としました。定め柄を着物にあしらったことが元とされています。また江戸時代には派手な着物を禁止した「奢侈(しゃし)禁止令」が断続的に発令されます。そのため、いかに細かい微細な柄を掘り出し染め上げるか、職人たちの繊細で緻密な技は、閉ざされた世界の中で無限の差異を求めて、限界への挑戦ともいえるほど高度で卓越したものとなりました。
THE YARDで取り扱っている江戸小紋は全て人の手による型染めでそめられています。そんな江戸小紋を絽の生地に染めたことで、夏らしい透け感のある1枚になっています。
帯
25-34-100002-011
42,120円(税込)
献上帯の柄は仏具の独鈷(どっこ)、華皿(はなさら)と縞をモチーフにしています。縞にはデザインを施し、両子持と中子持とし線の太さにより、親と子に見立て「子孫繁栄」「家内安全」の願いを込めています。経糸の密度を多く、細い片撚糸を合わせて太い緯糸を打ち込んでいるので、締め心地はキュッキュッと新雪を踏む様な音が鳴る、しっかりとした張りのある帯です。紗の生地であることから主に盛夏時の夏着物に合わせます。