着物

近江縮/本麻着尺/灰

25-22-100002-011

滋賀県の湖東地域は、室町時代より麻織物を産する地域として知られていて、その技法は育まれてきました。
明治の頃より改良を重ねた近江縮は、織り上げた生地を日本で唯一の仕上げ技法にて揉みこむことにより、独自の凹凸形状をもつ｢シボ｣を表現する仕上げ方法へと変革をとげました。｢シボ｣は衣類と肌との接触面を少なくすることによって風通しを良くし、着心地に爽やかな清涼感を与えます。一色のように見える生地ですが、絶妙に同系の濃淡があり、柄だしも自分なりにカスタマイズできるようになっています。

帯

名古屋帯/麻帯/からむし

25-34-100013-011

からむしとは苧麻（ちょま）と呼ばれる麻100%の帯です。麻独自の素材感をそのまま残し、コーディネートに清涼感を出してくれます。締め心地は見た目の柔らかさとは逆に、非常にしっかり支えてくれる使用になっています。