THE YARD


LOOK

2016 SPRING 08

着物

近江縮/本麻着尺/紺

25-22-100003-011

52,920円(税込)

滋賀県の湖東地域は、室町時代より麻織物を産する地域として知られていて、その技法は育まれてきました。
明治の頃より改良を重ねた近江縮は、織り上げた生地を日本で唯一の仕上げ技法にて揉みこむことにより、独自の凹凸形状をもつ「シボ」を表現する仕上げ方法へと変革をとげました。「シボ」は衣類と肌との接触面を少なくすることによって風通しを良くし、着心地に爽やかな清涼感を与えます。一色のように見える生地ですが、絶妙に同系の濃淡があり、柄だしも自分なりにカスタマイズできるようになっています。

兵児帯/片貝木綿/団十郎茶

25-36-100002-011

20,520円(税込)

片貝木綿は新潟小千谷市片貝町と言われる「職人の町」と呼ばれている土地で生まれました。その発祥は昭和20年代、柳宗悦の提唱した「民衆的工藝運動」の一環として、柳指導のもと、片貝木綿という独自の織物が出来ました。鑑賞のための美ではなく、「用の美」という、日常的なものの中に美しさを見出すという考え方を背負って生まれてきた生地です。兵児帯は元々男性の角帯の代わりに結ばれた帯で、生地がやわらかく、幅広であるために、締めた際に体に負担がかからない使用になっています。

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