きもの

片貝木綿/三筋縞/灰

25-01-100052-011

片貝木綿は「職人の町」と呼ばれている新潟小千谷市片貝町で生まれました。その発祥は昭和20年代、柳宗悦の提唱した「民衆的工藝運動」の一環として、柳指導のもと、片貝木綿という独自の織物が出来ました。鑑賞のための美ではなく、「用の美」という、日常的なものの中に美しさを見出すという考え方の基、作られたきものです。
地色に対して同系色の糸を、濃淡を変えて3本の縞を表現しました。

帯

半巾帯/桐生/変わり縞/墨

25-33-100063-010

昨年の秋冬に好評でした白い半巾帯を、今年は対照的な「墨色」に仕上げました。
3種類の異なる絹糸を使用し、同色の糸ながらも、織りで縞を表現しました。また両面使いで、ストライプ柄と太いラインになっています。この縞の太さとピッチを不均一にしたことで、動きのある柄になりました。