2023 AUTUMN / WINTER 05
きもの
25-01-1-00052-011
58,300円(税込)
片貝木綿は「職人の町」と呼ばれている新潟小千谷市片貝町で生まれました。その発祥は昭和20年代、柳宗悦の提唱した「民衆的工藝運動」の一環として、柳指導のもと、片貝木綿という独自の織物が出来ました。鑑賞のための美ではなく、「用の美」という、日常的なものの中に美しさを見出すという考え方の基、作られたきものです。地色に対して同系色の糸を、濃淡を変えて3本の縞を表現しました。
帯
25-35-1-00058-010
38,500円(税込)
福岡県は博多、文久元年(1861年)創業のにしむら織物にて製織。双撚(もろより)とは、2本以上の単糸を引きそろえて、下撚りと反対方向により合わせた糸のことをいいます。博多伝統の浮けたて糸を筬(おさ)一目置きに配置し、5枚朱子で織り成すことにより、絹糸の撚り目と光沢が際立つ繊細で奥深い織味を表現しました。伝統の技術と現代の感性が出合い生み出された博多帯です。