きもの

西陣お召　角通し　墨黒

25-18-1-00059-011

京都は西陣の織元「秦流舎」にて織られた御召。「御召」という名の由来は、徳川家斉が好んだことにあります。緯糸（ぬきいと）に強い撚り（より）をかけた「八丁撚り」という糸（八丁撚糸＝はっちょうねんし）を用いることで、通常のちりめん地とはまた風合いのことなる”しぼ”があらわれます。糸の状態で先に精練を行うためしなやかながらもコシのある質感があり、さらりと肌につかず、裾さばき良く、シワになりにくいのが特徴です。

帯

麻絹　ブルーグレー

25-35-1-00050-010

博多帯とはタテ糸の密度が多く、細い片撚糸を合わせた太いヨコ糸を打ち込んでいるので、締め心地はキュッキュッと新雪を踏む様な音が鳴る、しっかりとした張りのある帯です。そんな博多の角帯に麻糸を20%織り混ぜたことで、適度な柔らかさを持たせています。ブルーとグレーのリバーシブルで、異なる色味が楽しめます。